Wednesday, 25 January 2012

1月25日 エジプト革命記念日

2011年の1月25日は「警察の日」という祝日だった。

2012年からは「革命記念日」と呼ばれるようになった。


2010年12月末からチュニジアから、エジプト、
イエメン、バーレーン、シリア・・・中東各国に波及した民主化運動。

エジプトでは、2011年のこの元「警察の日」を境に活発化。
2月12日に30年エジプトを独裁していたムバラク大統領が辞任した。


うちの近所の大通りにも、
タハリールへの行進の1つが通った。
1年後の今日、エジプト人は、民主化運動の中心になった
タハリール広場に集まってる。
いろんな思いを胸に。
http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2012/01/25/145833967/egyptians-take-to-the-streets-to-mark-first-anniversary-of-revolution


1年前の出来事を祝うために来ている人。


革命のときに訴えてきたことが何も達成されていないために
「まだ革命は終わっていない。まだ祝うことはできない!」と
もう一度、なんのための革命だったかを確認しようという人。


写真のシールは先週末にみつけた。
「私は1月25日にタハリールに行く」と中心にかかれ、
スローガンの「パン、革命で亡くなった人の権利、社会正義、自由」と
周囲に記されてる。


1月25日から12月の軍との衝突までに亡くなった人は
750名以上。


革命で亡くなった人の権利、というのは、
亡くなった人に対して、政府がお金を払うと約束したにもかかわらず、
政府はいまだに何もしていないから、
という意味らしい。


革命後の初めての選挙が終了して、下院議会が2日前に召集されたばかり。
これから、上院議会選挙と大統領選が待ってる。
30年も独裁体制でいたエジプトの政府は、
まだまだこれからが第一歩を踏み出すところ。



この1年、期待されたような目立った大きな社会変化はなかったかもしれない。
革命に賛成の人も反対の人も不満ばかりが募っていたような印象がある。

「変化には時間がかかることはわかっているけれど、
変化の兆しも感じない」と
毎週のようにタハリールに行っている友人が言っていた。



今日のデモはちょっと不安があった。

また暴力的な衝突が起きてしまったら、エジプトがまたこれから1年、
(もしかしたら、もっと長引くかも?)
落ち着かない状況になってしまうかもしれないから。
でも、「変化」は起きて欲しいと思うが・・・。
もうちょっと辛抱してほしいと思う。


いま、夕方の6時半。
昨晩、エジプトでは珍しい大雨の中も、人が集まり始めて、
いまは、タハリールは1年ぶりに人で埋め尽くされてる。

http://english.ahram.org.eg/NewsContentMulti/32736/Multimedia.aspx
(広場の朝の様子)



エジプト人が一生懸命になって自分たちの社会をよくしようという
団結とパワーはちょっとうらやましい。


今日はこのまま、静かなデモのまま、
それでも、彼らの訴えが届けばいいなと思いながら、
TVの前で、Twitterをチェック中。

3 comments:

  1. UCL 考古学と検索したら貴方の以前のブログが
    出てきて、私は考古学の発掘調査に
    とても興味のある日本の高2です。

    最近日本の大学では、考古学部を卒業しても
    結局一切関係ない職業につく人の方が多いんです。

    私は儲からなくても考古学を職にしたいと
    考えています!

    そこで海外の大学を探してて
    UCLが出てきました。
    高校卒業して現役でUCL入学なんて
    無理な話なんでしょうか?

    TOEFLでいい点とれたとしても
    エッセイとか英語での授業を
    聞けなければ意味がないから、
    語学学校などから編入の方がいいのでしょうか?

    イギリスの大学は、アメリカ日本と違い
    一般教養からではなく、入学してすぐから
    専門の学部を学ぶと聞いたので。

    長々とごめんなさい。
    お返事待っています!

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    1. hahana さま

      お返事が大変遅くなりました。せっかくコメント頂いたのに、申し訳ありません。
      もうすぐ高校3年生になられるので、そろそろ進路は決めてしまった頃なのだと思いますが、
      もしまだみてくださっているのであれば、今後の参考としてください。

      高校卒業をして現役でUCLというのは無理ではないとは思います。
      もちろん英語力は授業についていけるだけ必要ですし、入学するために
      必要なTOEFL や ILETSの点数をとるための勉強は最低限、必要だと思います。

      ご指摘の通りイギリスの教育は日本と異なっていて、学部には教養の授業はなく、
      専門の講義・セミナーのみで構成されているようです。正直なところ、
      私はUCLは大学院から進学したので学部レベルの状況については、よくわからないのですが…。

      私は、日本の大学に考古学を勉強したくて入学しましたが、在学中に出会った
      文化人類学や教育学にとても影響をうけて今に至っています。
      教養や考古学以外の授業も、人について考える考古学の研究には役立ったりしますよ。

      考古学科を卒業しても考古学を仕事にする人が少ないというのは、日本も欧米も同じです。
      直接考古学に関わる仕事が少ないということもありますが、
      考古学は、人類の歴史を扱っていますし、人の行動や色々な文化について考えます。
      ですので、実際に発掘したり研究したりする仕事でなくても
      考古学に関連する仕事は色々あるように思います。
      そのため、いわゆる「考古学者」にならなくても、
      考古学の知識をもとに色々な職種にちらばっていくのではないかと思います。

      どこの国で考古学を学んでも最後にどうしたいかを決めるのは、ご自身ですので、
      その情熱を忘れずに考古学を学んでいってください。



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